焼き鳥のかもちょう

鴨と長沢がなんか書いたりするとこ

NANA MIZUKI LIVE EXPRESS 神戸(ツアーネタバレほぼなし記事)

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ちゃんとした内容はマリン終わってから書きます

開幕から喉潰すのやめろ
映像意味不明すぎて草
METANOIA、めっちゃすき
頭振りすぎてもげました
全体的に古参に嬉しいセトリで、懐かしい曲が多いですね


アンコール前最後の曲がやばいので、今回の円盤は買いだと思います


誰か香港いこ


味噌ダレ餃子美味しかったです
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ヒトリエとwowakaと追悼式

今のこの気持ちを書き残しておかないと後悔しそうな気がしたから。


昨日、wowaka追悼式に行ってきました。

色々あって仕事を休めなかったので退勤後会社の先輩に送ってもらい、
新木場STUDIO COASTについた時刻。

17:59

マジか。

とりあえず大急ぎで献花台へ。
俺が入った瞬間締め切られたので最後の一人でした。


結局何やるのかわかんないままだったし、とりあえず時間もないし、荷物抱えたまま入場。
扉通ってステージ見た瞬間。

楽器あるやん。

引き返してロッカーに荷物を放り込んだ。
結局ガッツリライブだったのでこの判断は本当に正解。


最初に流れた映像で会場は涙に包まれているし。
出てきたシノダもなんか泣きそうだし。
こんな雰囲気のライブなんて二度と経験することはないんだろうな。
経験したくねえ。


ヒトリエはガラシが新しいバンド始めたっていうからとりあえず聴いてみたって感じだったんだけど。
実際最初はそんなにって感じだったし。
騒がしいロックが好きなのでこんなオシャレなのは正直好みとは違うはずだったんだけど。
気づいたらガッツリ追いかけているバンドの一つになってたな。
でもライブなんかいつも都合が合いにくくて、結局4回しかライブみれてないんだ。
一年振りのはずだったから。この6/1すごい楽しみにしてたんだ。

みんな、推しはいつでも最優先にしておけよ。
あとみんな健康に生きてくれ。俺のために。


ライブそのものの様子は今さら俺が語ることはないよ。
今ならニコ生タイムシフトで映像がみれます。


ガラシとゆーまおもなんかみたことがないぐらい気合い入ってたな。
シノダはみんな歌えるって言ってたけど、ボカロ通ってきてないからローリンガールはめちゃくちゃうろ覚えだったよ。それでも届いていたらいいな。

もう二度とないかもしれないから後悔ないように踊り狂おうと思ってたけど。
踊りたりてねえよ。なあ。
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シンデレラガールズがフルボイスを前提としないコンテンツでよかった

まさかの二日連続更新。

第8回シンデレラガール総選挙も終了。いよいよ結果発表を待つだけになった。
僕はこの時期が大好きである。皆自分のアイドルについて真剣に向き合う。創作も増える。
たくさんのお気持ちも出てくるが、この様々な意味での盛り上がりこそシンデレラガールズである。


さて、あえて油を注ぎそうなタイトルをつけたが、テーマはこれである。

シンデレラガールズはアイドルがプロデューサーを名前で呼んでくれる唯一のアイマスコンテンツである。


アイマス世界においてアイドル→プロデューサーの呼び方は様々だ。
プロデューサーやPだけでなく、おやぶん、ボス、監督、お兄ちゃんなど好き放題呼んでくる。
だが、765ASでも、ミリオンでも、SideMでも、プロデューサーの名前で呼んでくることはない。

これはアイマスは基本的にフルボイスになることを前提としているため、
呼び方が全員共通でなくてはいけないからだと思う。

だがシンデレラガールズはそうではない。
島村卯月も、渋谷凛も、本田未央も、「〇〇プロデューサー」と名前を呼んでくるのだ。
藤居朋に至っては呼び捨てである。なんだお前。距離が近いぞ。すき。
ボイスがないが故に、統一されていない名前を呼ぶことができる。
ボイスが実装されるとその部分がボイス上「プロデューサー」に置き換わってしまうのが非常に惜しい。


別に↑のことがあるからボイス未実装を我慢しろとかそういうことではない。

だが、ボイスがないからこそできたこの特徴が僕は好きだなあ。

伊瀬谷四季の語尾から予想される青森との繋がり

※先に断っておきます。公式の人絶対ここまで考えてない。
※SideMにそんな明るくなく、伊瀬谷四季に詳しくはないのでなんか間違ってたら教えてください。
※半分ぐらい実体験。


伊瀬谷四季の特徴といえば語尾に「~っす」とつくことが挙げられる。
そこから勝手に拡大解釈して伊瀬谷四季と青森のつながりについて考察しようと思う。


今回のテーマはずばり、

「~っす」という語尾は津軽弁由来なのではないか

ということ。


ちょっと待って、最後まで話を聞いてほしい。

津軽弁。単語もイントネーションも日本語とは思えない、現代に残る古代遺産。
鴨さんも青森市に8年、弘前に4年住んだが、それでもわからないことが多々ある大変難解な言語である。
この津軽弁、他所の方言でもある程度共通する特徴と共通しない特徴がある。


まず共通する特徴。「方言には敬語が存在しない」
そして共通しない特徴。津軽弁語圏では若者も訛りが結構キツイ」


伊瀬谷四季が一定レベルの津軽弁話者であること。これは既に作中でも描写されている。
(特に特徴的なのが「わや」。これを使うことから青森市出身であることがほぼ確実である。)
青森市津軽弁語圏でも特に歴史の浅い街なので比較的訛りの弱い街である。
が、それでも(キツさの大小はあるにせよ)当然のようにサラリーマンの若者も、女子高生も、小学生ですら津軽弁を話す。


そこで問題になるのが、敬語が存在しないことである。

津軽弁語圏ではそもそも敬語を使う文化がない。若者がおばあちゃんの接客をするときもそのまま話す。
だが若者が先輩や上司など直属の目上と話すとき。ここだけはそうもいかない。

敬語を使うために標準語を使うこと、これはスゴイ=シツレイにあたる場合がある。(大変によそよそしいので)
でも敬語を使わないとなめとんのかと怒られる。

そうして困った若者はコテコテの津軽弁を無理やり敬語にする。


ここで一つ例文を出す。

「〇〇したら駄目」

これを津軽弁にすると、
「〇〇せばまい」

だが、これを敬語にすると
「〇〇せばまいです」
という表現にはならない。
そもそも津軽人は「まいです」なんて言えるほど活舌がよくない。

そこで若者がこれを無理やり敬語にするとこうなる。
「〇〇せばまいっすよー」


ほらいきなり伊瀬谷四季っぽくなった。
なったと思わない?

こうして伊瀬谷四季は津軽弁社会の中で生き抜く術としてあの語尾になっていったのだ。



以上の考察から、推定される伊瀬谷四季情報。


1.伊瀬谷四季は小学校高学年か中学校の途中ぐらいまでは青森に住んでいた。
2.伊瀬谷四季は結構訛りがキツかった。


子どもが意識して敬語を使いだすのは小学校の中学年ぐらいである。
そこからある程度言葉の癖がつくようになるまで数年。
特にタテ社会の強くなる中学校で1年ぐらいは過ごしてるのではないかと予想。

訛りの強さだが、作中に出てきた感じだといかにも青森市民なライト津軽弁を話している。
だがこの程度の訛りだとそんなに敬語変換には苦労しない。
これは東京に引っ越して訛りがちょっと抜けた結果なのではないか。
10代前半の多感な時期に住む地域が変わると言葉も結構簡単に変わってしまう。
というかそもそも幼少期に祖父母と近くに住んでいたら[要出典]、青森市の中ではかなりキツい方になるはず。


最後に、明日から役に立たない知識で終わろうと思う。
ハイパーメガMAXは津軽弁「のれそれ」



以下全然関係ない話

伊瀬谷四季くん同郷なので応援しています。
SideMのライブ2日目行ったけど楽しかったです。
来年も行きたいなあ。
HIGH JUMP NO LIMIT聴けてよかった。
作曲の光増ハジメさんのファンなのでSideM全然知らない頃からCD持ってたんだよね。

「三行と四文字」が何か、わかったような気がする話 ~鷺沢文香「銀河図書館」の考察~

こんばんは、ながさわです。

 

「With Love」に収録されていた鷺沢文香の2つめのソロ曲「銀河図書館」。掛け値なしに泣ける曲で反響も大きく、また絵師さんたちにもインスピレーションを与えた名曲でした。

まだ「銀河図書館」を聞いていない方は、ぜひ「With Love」を買って聴いてください。別に私がきらりPで「With Love」を売りたいからってわけではなく、本当にネタバレ無しで聴いてもらいたい曲だからです。

 

 

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あんきら狂騒曲に違和感を覚えたきらりPの話

※先に白状しておきますが、この記事はお気持ち表明を装った巧妙なダイマです。


さて今更感もありますが「あんきら!?狂騒曲」について書きたいと思います。
youtu.be

デレステに実装された当時は驚きを持って受け入れられつつ、好評を博していた記憶があります。おそらく「杏ときらりの関係性を表した曲」という風に表現する方も多いのではないかと思います。

「思います」と書いたのは、きらりPである私が初めてこの曲を聴いたとき、そう思わなかったからです。

なぜか。

それはこの曲で描かれたきらりが

諸星きらりG2だからです。

と言ってもさっぱりわからないと思うので、順を追ってお話します。まずはきらりのこれまでの歩みから。


諸星きらり、その進化の歴史

諸星きらりのこれまでの歩みは、大まかに3つのフェーズに分かれていると私は考えています。

1つ目は京都でセット壊したり、はしゃぎすぎてクラリスさんに叱られてた「とにかくハチャメチャなきらり」の時期。ざっくりとした言い方ですが、見た目のイメージそのままだった時期です。

2つ目は「実は繊細なところがあり傷つきやすく誰よりも乙女なきらり」がフォーカスされていた時期。 背の高さに悩んできたきらりが、可愛い格好をしてもいいんだとPに精神的に支えられて素直な心情を吐露した時期です。


ここでは仮に第一世代(G1)のきらりと第二世代(G2)のきらりと表現しますが、このきらりG1ときらりG2の間のギャップできらりに魅了されてPになった、という方も多いんじゃないでしょうか。件の「あんきら!?狂騒曲」は(特に2番では)、きらりG2を描いているので「エモい」と評されるのではないかと思います。


しかし、きらりG2はモバマスでは2014年初旬、多少時系列は前後しますがアニメでも1期の10話のころ。「あんきら!?狂騒曲」の時点でも2,3年は経っていました。


では、「あんきら!?狂騒曲」が発表された頃に当の諸星きらりはどこにいたのか?

そう、もうすでにG3だったのです。


諸星きらりG3とは

「繊細なところがあり傷つきやすい少女」が「可愛い格好をしてもいいんだ」と気づいて、そしてどうなったのか。その答えは「先陣を切って歩み、周りを引っ張っていくリーダー」でした。

[ワンダフルマジック]の半年後、2014年秋には「アイドルチャレンジ 目指せきらきらモデル」でリーダーシップを遺憾なく発揮。かつての自身のようにコンプレックスと葛藤する仲間を導き、ランウェイできらきらと輝くことができました(詳述すると長いのでとりあえず「目指せきらきらモデルアイドルチャレンジは神」というフレーズだけ覚えてください)。

2016年1月には伝説になった「鋼鉄公演 きらりんロボ」で主演。このときは悪役に挑戦しており、繊細だった[ワンダフルマジック]の頃から考えると涙が止まらないくらい堂々とした演技でした。さらには2017年秋に「スーパーロボット大戦X-Ω」に参戦。外部のゲーム、しかもニュージェネレーションズはいない状況下で、自身の名を冠したロボと共に立つ姿はストレートに言えば感動しました。


G3のきらりは「にょきにょき育って」フロンティア目指して突っ走っていく、パワーの塊と言えるようなそんな存在なのです。

まとめるとこんな感じ。
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つまり、私が「あんきら!?狂騒曲」の初出時に感じた違和感は平たく言えば
「もうきらりはG3なのにG2の話ししてるじゃん。時代遅れなのでは…?」
ということだったのです。

じゃあ今はどう思っているのか、というと、ちょっと変化があります。


「あんきら!?狂騒曲」の立ち位置を考え直してみる

実は私、昨年に一つ気づきがありました。きっかけになったのはこちらの本を書いたとき。
www.melonbooks.co.jp
この本の(私の中での)コンセプトは「科学的にはやや怪しい点があるこの曲を受け取ったとき、サイエンティスト・一ノ瀬志希は何を思ったのか」というものでした。そう、シンデレラガールズの楽曲をいわゆる「キャラソン(その子のありのままを歌った曲)」として捉えるのではなく、「他人が書いてアイドルが受け取り歌った楽曲」として受け止めると、色々と見えてくるものがあるのではないか、という気づきでした。


この視点に気づいてから「あんきら!?狂騒曲」を眺めてみると、非常にリアルなきらりの楽曲だと感じました。

世間一般で認知されている諸星きらりはきらりG2なので、きらりG3のきらりがきらりG2を歌うのはむしろ自然なのです。作詞作曲のヒゲドライバー氏がPixiv百科を見ながら書いた、というエピソードがありますが、そのあたりも「他人が書いた歌をアイドルが歌った」感じに奇しくも上手く繋がっているんじゃないかと思います(デレステのイベントコミュでも、当人たちは打ち合わせに同席してはいるけど作詞作曲はしていない)


なので「あんきら!?狂騒曲」は楽曲としてはパーフェクトだと思います。


ただし、一つだけ覚えておいてほしいことがあります。
今の諸星きらりG3は、「あんきら!?狂騒曲」よりもずっともっと先にいる。


シンデレラガールズのフロンティア目指して突っ走るきらりを、
私はきらりPとして、色んな方に見てほしいと思っています。

諸星きらり ~彼女の誕生日に寄せて

「アニメ見て始めたにわかだにぃ」

わたしのモバマスの自己紹介コメントにはこう書いてある。
2015年の冬、アニメの第2話。
「この子を幸せにしたい」
そう思ったときに、わたしはモバゲーにアカウントを作っていた。

それが諸星きらりとの出会いだった。


今更きらりについて、改めて語る気はない。
なぜなら、とても素晴らしいから。


ただ1点、言っておきたいことがあるとすると、
彼女はシンデレラガールズで一番高い、ということだ。

これは、物理的な背のことだけではない。
彼女には限界を超えていく力がある。
彼女は、他の子を引っ張っていく力がある。


彼女は折に触れて、にょきにょき育ちたいという。
比較するのは富士山であったり、通天閣であったり、台北101であったり。
でもそれは、物理的な高さだけではないことを知っている。
アイドルとしての、彼女の大きさのことなのだ。

そして、彼女が大きくなれば、彼女たちを覆っていた天井に手が届く。
彼女が天井を突き破れば、シンデレラガールズはもっと上を目指せる。

低くて窮屈なステージではなく、もっと高い天井を、
そして天井を壊して、大空へと羽ばたいていける。


きらりは、それができる子だ。


だから、きらりをプロデュースすることは、
183人をプロデュースすることでもある。
大げさかもしれないが、わたしは、そう信じている。


さあ、今年もぶち壊していこうじゃないか。
シンデレラガールズの、フロンティアの、ずっとその先まで。

9月1日。誕生日、おめでとう。


ながさわ